歯並びが悪いということは、日常生活にどういった支障をきたすのでしょうか。
歯並びが悪いと外見的にも見栄えが良いものではなくなりますし、しっかり食べ物を噛むことができなくなります。
歯並びが悪いと前歯や奥歯でしっかり食べ物を噛むことができないので咀嚼に障害を起こしたり、はたまた発音がしづらくなったり、
虫歯や歯周病になりやすくなります。
唾液は虫歯を予防してくれる大事な役割がありますが、歯並びが悪いことによって流れが悪くなって唾液をまんべんなく歯に行き届かすことができなくなります。歯磨きのときも、歯並びが悪いと、キレイに口のすみずみまで磨くことができなくもなります。。
大人の歯は、親知らずも含めると上下の歯列に各16本、合計で32本あります。これらの正しい歯並びで並んでいる人というのは、実は少なくて歯並びが悪い人が多いのです。正しい歯並びのポイントとしては、上下の真ん中の線が一致しているのと、上顎の前歯が下顎の前歯の3分の1から4分の1を覆っています。また、
上の歯が下の歯に深く被さっているのも悪い歯並びになります。歯並びが悪いといっても完璧な歯並びである必要はなく、
それなりにバランスがとれていれば、食事や発音など歯の働きに問題がない場合は、無理に矯正をする必要のない場合もあります。
日本人に多いのが凸凹に生えた乱ぐい歯や犬歯がはみ出した八重歯になってきます。いずれも顎が小さくて歯が並びきらないことが原因になっています。犬歯は最後に生えますので、八重歯にはなりにくく、顔をぶつけたとくには、自分の頬を切るなどして危険です。
やはり、日本人に多く見られるのは出っ歯ですね。横から見たときに上の歯列だけが出っ張っている場合を上顎前突、上も下も外側に飛び出し気味になっている場合を上下前突といいます。
反対咬合下の歯が上の歯よりも前方にあって、上下の歯の噛み合わせが逆になっている状態をいいます。反対可咬合は、上顎前突よりも気にする人が多くて、矯正を受ける確率が多くなっています。
開合、奥歯を噛んでも、前歯が噛み合わない場合が開咬になります。
口呼吸や子どもの頃の指しゃぶりがこれの原因になってきます。
これ以外にも、歯と歯の間に隙間がないすきっ歯や上下に歯が交差して噛む交差咬合なども歯並びが悪いので矯正の対象になってきます。
通常、舌は上顎にくっついていますので、すきっ歯の人は歯の裏に舌がくっつき、歯を舌で押す傾向があります。原因は、小さい頃の指しゃぶりや、おしゃぶりの多用が考えられます。
矯正治療の進め方は原則として自費治療になります。治療を開始する前にはその人がもっている歯並び、噛み合わせの問題をレントゲンなどで検査して、しっかり診断した上で、治療の見通しを立てます。治療は、X線写真や歯型をとり歯のクリーニングなどを行って最後にワイヤーをつけます。矯正装置はごく小さいとはいっても、今までなかったところに凸凹した部品が入るので、初めのほうは違和感を少し感じるかもしれませんが、次第に慣れていきます。
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