歯の細菌                                                                                                               
歯の細菌

わたしたちの口の中にはカンジダという一般には聞き慣れないカビは、口内炎の原因菌としてかなり古くに発見されました。カンジダは人体の常在菌のひとつで、口腔内の他、皮膚や腸などさまざまな場所に住んでいます。

食事のときに口の中に増えた歯の細菌は、通常は唾液によって洗い流されて、食道を通って胃に送られ、たいていの菌は胃酸に溶かされてしまいます。もし、それが誤って気管のほうへ入っていってしまいますと肺炎を発生する危険性が生じます。

菌血症といって血液中に細菌が混入することですが、健康な人にはほとんど無害です。しかしながら、免疫力の低下した病人や高齢者ではしばしば全身に炎症を引き起こす敗血症へと進んでしまうことがあります。敗血症になると、具体的には、悪寒や発熱な、意識障害、嘔吐などの症状が現れます。


敗血症ショックとは、分かりやすくいえば、血管が広がるのに、中を流れる血液の循環量が不足するために生じるショック状態になります。口腔内細菌が、口の中の障害にとどまらず、全身疾患に深く関係しており、重病な症状を引き起こす恐れがありました。
こういった細菌を予防するには、日ごろ歯に関心を持つべきです。もちろん常に歯のことばかり考えられませんので自分の習慣として行えば大丈夫です。普段は3回毎日歯を磨くことを心がけていればかまいません。



キシリトールといったものを聞いたことがあるでしょうか。
虫歯菌は甘いものが大好きなのに、砂糖と同じくらい甘いキシリトールが、虫歯予防に役立つにはどうしてかというと、キシリトールは、白樺や樫などに含まれる天然の甘味成分、キシラン・ヘミセルロースに水素を加えて化学反応を起こした糖アルコールと呼ばれるものです。

キシリトールの爽快感があふれる甘味は唾液の分泌を増大する効果もあり、しかも、唾液中のカルシウムと結びついてキシリトールカルシウムという形になると、エナメル質の再石灰化を促すという効果もあります。キシリトールを取ったほうがいい人は、ミュータンス菌が多い人、虫歯になりやすい人ですね。



自分が行うことはこうしたことや毎日の歯磨きになってきます。歯磨きの基本は1日3回です。どうしてもできないのが昼ごはんを食べたあとの歯磨きになりますが、歯ブラシを持参しておけば意識して歯磨きをできるかと思います。寝ている間に虫歯の原因となる細菌はどんどん増殖していってますので、寝る前には必ず歯磨きを心がけるようにしましょう。
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