ガムやキャンディの甘味料として使われて、メディアでもよく扱われています。
天然の素材の甘味料キシリトールは天然の5炭糖の糖アルコールで、
多くの果実や野菜の中に含まれ、また人体でも作られます。とくにイチゴやプラムに多く含まれているます。
キシリトールはすべての糖アルコールの中で最も甘くて、砂糖と同じくらいの甘味度を誇ります。
キシリトールは工業的には白樺や樫の木などに含まれるキシランという食物繊維を原料として作られています。
虫歯になるということは、さまざまな要因によって起こるものになります。大きく区別するとロ腔内の糖質食品の残っている量や時間、ロ腔内細菌が組み合わされる際にできます。
キシリトールは甘いものですが、砂糖とは違って虫歯菌が酸を作るのを邪魔する働きがあります。
虫歯菌が糖を代謝して酸を作る過程は、まずは糖を菌体内に取り込むことから始まって、これに糖を輸送してくれる手助けをする酵素が加わってきます。虫歯菌のひとつであるミュータンス菌ではフルクトースを菌体内に運びます。
砂糖を摂取したときには、口腔内のpHレベルは酸性に働き、歯のエナメル質の脱灰が発生します。
キシリトールは口腔内細菌に反応しないので pHレベルが変化しませんし、キシリトールの甘さは唾液の分泌を促して、その上酸も作り出さないので、口の中が中性、アルカリ性に傾くため、エナメル質の脱灰が抑制されて、なおかつ再石灰化が進行することになります。
キシリトールの安全性は世界の公的機関も認めていて、世界食糧農業機関と世界保健機関の合同企画委員会で認められています。
キシリトールの代謝は、
体内に入ったキシリトールは約85%が肝臓で利用されて、約10%が腎臓で利用されています。人間の場合は、炭水化物の中間代謝物として、1日に5〜15g生成されています。
一般にキシリトールに含まれている糖アルコールは虫歯の原因となる歯垢や酸を作らないことから、虫歯の原因にならないといわれています。
キシリトールには、虫歯にならないのと同時に予防も兼ね備えていて、
虫歯菌の増殖を防いだり、歯垢の量と付着性を減少させる働きがあります。
ただ、キシリトールはまだまだ一般的な砂糖と比べたときに約10倍くらいの値段になってきます。
妊婦の方がキシリトールを摂取することについては何も問題はありません。虫歯菌の現象で生まれてくる赤ちゃんへの感染が抑えられます。
ただ、ここでキシリトールを過信しすぎてしまい基本的に大事な歯磨きをおろそかにしてはなりません。
キシリトールガムを毎日噛んでいても、口内の清掃が行き届いてなければ、何の意味もありません。
キシリトールはミュータンス菌を防いでくれますが、口内の細菌にはさまざまなものがあります。
ですから、歯磨きにプラスアルファで使っていただく程度に考えてもらってかまいません。予防が目的になりますから。
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