歯垢と歯石
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歯垢と歯石

わたしたちの口の中に存在する細菌は約300種類以上が共存していながら暮らしています。
歯垢と歯石の違いはといいますと、単純にいえば歯垢が石灰化してしまったものが歯石となって、細菌は歯垢に守られて繁殖していきますので、歯垢の除去なしでは、細菌を除去することはできません。

歯垢自体の病原菌は小さいのですが、歯石が一度付着してしまいますと、歯の表面がざらついて歯垢が付着しやすくなるので除去しまければなりません。

ご飯を食べたときに口の中に増えた歯の細菌は、唾液によって洗い流されて、食道を通って胃に送られます。一般的な菌は胃酸に溶かされていきます。もしも仮にそれが誤って気管のほうへ入っていくと肺炎が発生する危険があります。



菌血症といって血液中に細菌が混入することですが、健康な人にはほとんど無害です。しかし、免疫がの下がった病人の方や高齢者の方では、しばしば全身に炎症を引き起こす敗血症へと進行してしまう恐れがあります。敗血症になると、悪寒や発熱、意識障害、嘔吐などの症状が現れます。

自分の歯を見ると歯冠部が大きくなっていて、歯根部は細くなっています。そして歯と歯肉の境目はくびれていますので、歯垢がたまりやすくなっています。

細菌が歯周組織を破壊してできた周囲ポケットの内部に付着した歯石は歯肉緑化歯石といって、重症の歯周病の原因となります。歯垢と歯石を発生させないために、正しい歯磨きをする必要があります。歯垢と歯石を除子するための正しい歯磨きの基本は、歯肉を傷つけないようにすることです。

自分が行えるのは普段の毎日の歯磨きになってきます。歯磨きの基本は1日3回ですが、どうしても忙しくてできないのという方は昼ごはんを食べたあとに歯ブラシを持参して歯磨きをするなどの工夫をしてみましょう。寝ている間に虫歯の原因となる細菌は除々に増えていってますから、就寝前には必ず歯磨きを心がけるようにしましょう。

歯ブラシの選び方は基本的には自分が使いやすい歯ブラシを利用すれば大丈夫です。歯の生え際までブラシ部分が届くように、小型で毛先が直線で、ナイロン毛のものがよいといわれています。硬さはふつうかちょっと柔らいほうがいいです。使っているうちに毛先が開いてきますが、そうなるとプラーク(歯垢)の除去効果が落ちたり、歯肉を傷つけたりするので、一ヶ月に一回は歯ブラシを変えるといいかもしれません。使用後は水洗して乾燥させましょう。

歯周病では歯ぐきが下がり歯根が出てきたり、歯周ポケットがある場合は毛先が長いブラシが必要になりますので、歯科医院等で専門家にご相談ください。

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